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Dr. Clark statue, Sapporo Hitsujigaoka Observation Hill /Japan

Persönlichkeit ... [かばん]

IMG_7501A.jpg   リモワでは、アルミニウムには「Persönlichkeit (個性)」があると考えています。年月を経て進化するのです。アルミニウムは持ち主の扱い方に応じて変化する素材であり、その人の旅の記録となります。ドイツでデザインされたリモワのスーツケースは、ケルンでその歴史を刻んできました。スーツケースはリモワの手で造られますが、使い手が旅をするごとに刻まれたへこみや傷、ステッカーで個性を与えられるのです...
   "Persönlichkeit"はドイツ語。Rimowa社が2016年頃からLVMHの傘下で再スタートし、2018年からは、ほぼ半世紀の間、協業してきた老舗鞄屋から独立し現法を設立したのは既知の事実でありますが、そのメゾン(傘下のグループ会社)としての紹介記事からピックアップしたものがタイトルの一節。これがいわゆる目からうろこってやつでしょうか、感激です。国内外でのロードでついたへこみ、傷、ステッカーが勲章、いいね!!
   そして、この記事に背中を押されるカタチで、このコロナ渦にも関わらず久々のRimowaネタを自信を持ってアップしました。在宅勤務とはいえ、活動範囲が限定される事もあり、身近な、DEN(書斎を最近はこう呼ぶらしいが、一応、狭いながらも建基法の居室の条件は揃ってるけど...)に隣接したストレージルーム(いわゆる納戸)からディグ(掘り出した)した10個のRimowaを検証しました。そういえば、海外に行かなくなって丸2年が経過。早いもんだ。まずは、10個のRimowaをサイズ順に並べて記念撮影。比較的暖かい日のベランダでの屋外撮影です。
   Rimowa Japanが設立されてからのお付き合いは、e-tag付きのポリカ仕立てを購入したのと、2回ほどアルミ製のRimowaを修理した事でしょうか。特に後者には正直ひっくり返るほどびっくりしたんです。修理が、敷居が低い(平行輸入でもOK)、早い(部品待ちはありましたが、当日修理も)、安い(以前の3分の1...いやもっとかも)! これなら今後も長いお付き合いが出来ると感じたモノです。今までなんだったのでしょうね。でもその不自由さが存在したからこそこのブログが過去に成立したのかもしれませんが。
   ちなみに、このブログで長年にわたって都度お伝えしてきましたが、今まで18個のRimowaを使い倒してます。6個は完全に廃棄し手元にありません。その6個の内、1個がアルミ製(他はポリカ製)でした。ポリカ製は完全消耗品扱い、唯一のアルミ製Rimowaも中でワインボトルを割ってしまい、修理しようとしたのですが...結局修理を放棄し業者に買い取ってもらいました。また、初めてと2番目に買ったRimowaは記念に実家の倉庫に放置中です。このブログのアイコンはその2つです。そういうわけで手元に10個のRimowaが残っているワケです。
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   初めて買った2点のRimowa以外は、すべてLufthansa仕様と呼ばれるモデル。そして、個人的にはRimowaはシルバー一択。RIMOWAのイメージカラーでもあるし、傷、へこみが目立たない、それに同じドイツブランドである愛車のアウディのフォー・シルバー・リングスに通じる何かを感じます。真のツールとしてはシルバーでしょう。ゴールドやブラックはツールとは別物では!?..あくまで個人的な意見ではありますが。
   しかし通算18個。年間に多いときで100回も飛行機に搭乗する事を数十年繰り返えせば、当然、アルミ製でも壊れるワケで、そうなると修理に時間もコストもかかり、その修理期間のバックアップと、泊数によるサイズのバリエーションが必要だったという理由から、自然とこんな数になってしまったんでしょう。ただ、途中、ポリカ製が普及した事で、いわゆる"Persönlichkeit"をRimowaに刻むことが出来なくなり、逆に消耗品と割り切れる様になった事もあるかなと。そうなるとアルミ製に関しては、今のように気軽に修理できる環境があれば、修理部品がある限り使い続けられるんでしょうね。
   しかし、こんなに"Persönlichkeit"のある10個が、一連のディグで白日の元になり、悲しいかな、家人からは、「こんなにスーツケース(Rimowaとは言わない)って必要あるの? 捨てたら..」という心なき言葉(一般論としてはごもっとも)でプレッシャーをかけられている今日この頃です。"個性"はあくまで個人に係るものという事なんでしょう。別の言葉に言い換えれば極端なところ、「変態」なんでしょう。まぁ、ここまで、このブログを読み続けてこられたあなたも、もしかしたら仲間です。
   さて、今後Rimowaネタをアップする機会はなかなかないと思うので、ここで手元に残っている10個を紹介しておきましょう。
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<Team ABROAD>
  Covid-19以前の2年前まで、海外ロード用として頻繁に使い倒してたグループです。
    ① ポリカ製 (大) e-tag(たまたまこの機能が付いていただけ) 
      海外ロードのメイン。ただ、地方巡業ではホテルのデポジットルームに。
    ② ポリカ製 (小) 
      海外ロードのサブ。1週間程度の地方巡業にメインとして活躍。
    ③ アルミ製 機内持込みサイズ 2輪
      ②と泊数で選択。1泊~2泊の地方巡業ならこっちを使用。
    ④ ②と同サイズのポリカ製
      ②が壊れた時のバックアップとしての在庫。②がなかなか壊れません。
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<Team DOMESTIC>
   国内ロードや、ここ2年間の愛車での日本列島縦断旅行の際に使い回していたのが、サイズ違いの下記のRimowa群。泊数や荷物の量で使い分けてました。国内での移動はアルミ製オンリー。飛行機でチェックインしても扱いが丁寧なので。よく軽いポリカの方が軽いのではとアドバイスを頂く事もありますが、数kgも差があるわけでなく、やはりシルバーのソリッド感や中身を確実に保護し、いざというときはイスになるのでアルミ以外はないと日頃より主張してます。それに決定的なのは見映え。この為に筋トレしている様なものです。たまにTeam 海外へも参加する事も。
    ⑤ アルミ製の③より若干大きめの機内持ち込みサイズ。クラシックデザイン。
    ⑥ アルミ製で、②・④と同サイズ。
    ⑦ アルミ製で、①と②の中間のサイズ。
   結論としては、これら7個あればもう一生どころか、ほぼすべてのニーズに対応出来るのではないかと。しかし、手元にはまだ3つあるわけで...。いずれも2000年代初めに購入したもの。だから、TSAには対応していません(交換は可能らしい)。そして、小さなハンドルで引っ張るタイプ。この世代の車輪の付き方は、現在のものと比較して出っ張っていないので壊れにくく修理が少なくすむかも。それに、手を離した時に勝手に動いてしまう事も少ないし。意外に、この引っ張るタイプは、実際に壊れにくいのか、個人的に最強と信じるサムソナイトの2輪の樹脂製なんかを愛用するクルー系(乗組員)が使っているのをよくバゲッジクレームで見ました。あまり重いモノを入れないならこの引っ張るタイプで十分かと。
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<Team UNKNOWN>
    ⑧ 手持ちの中では最大級のアルミ製。ほとんど使っていない。大き過ぎた?
    ⑨ 手頃なサイズのアルミ製
    ⑩ 現行②・④サイズに匹敵するアルミ製。
   さて、少なくともこれらのRimowaは、10年以上は一切使う事はなかったと思われます。⑧なんかはほとんど傷、へこみがないし、今後も使う事はないでしょう。それよりも各々に貼っているステッカーが懐かしい。ホテル名とか、飛行機の愛称とか...。思い切って中古品販売サイトに出品してみようかな!? その"Persönlichkeit"も一緒に受け入れる買い手でないとなかなか難しいかもしれませんが。
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   ちなみに番外の赤いサムソナイトですが、この昭和の定番とも言える赤いスーツケース。ちょっと重いけど、片道のみ(行った先で新しいものを購入)、業務サンプル用(しっかりしているので中に入れたものが潰れにくい)での使用価値は多々あると思うのでこれも出品してみようかと...。ちょっと重いけど...。
  最後までお付き合いいただきありがとうございました。次の更新まで、また。

おまけ)
   一連の大規模ディグの結果、長年、行方不明となっていたRimowaのオーバーナイトキットを発見。ルフトハンザ・ファーストクラスへの搭乗時(もちろんUpGradeですが)にもらった一品。使ってなかったRimowaの中に入ってました。もう一つ、二つあるハズなんだけどどこ行った? そして、ラ・プレリーが入ってます。JALのファーストクラス・ポーチのクレド・ボーみたいなものでしょうか!?
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hideyuki2007y

なつかしいRIMOWA群の数々です。思い入れのあるものはなかなか捨てられないですね。私も、きんちゃんさんほどではないですが、RimowaとTUMIのカバンが押し入れの一つのスペースを占拠しています。いまはコロナで移動そのものが少ないですから、順繰りでときどき使ってあげる程度なのが勿体無い限りです。
by hideyuki2007y (2022-02-27 14:56) 

きんちゃん

hideyuki2007yさん、お久しぶりです。
コロナが蔓延して丸2年。そろそろマスク無しで外出したいですね。
逆に在宅・自粛を繰り返して、違う方面、今まで見向きもしなかった新しい事を始める機会も多々あったのも事実です。今まで外ばっかりだったので、個人的にはそれほど悪くなかったかもしれません。
by きんちゃん (2022-02-28 11:34) 

トリバン

これだけ揃うと壮観ですね。
いや、懐かしい。(笑)
こちらは、すっかり国内。
ゼロハリも、チェックインバゲージ×1、キャリーオン×1の体制のまま、なんせ飛行機に載せる機会はゼロですから。(笑)
変わりに、アタッシュケースは増殖して4つ。何なんだかですが。

by トリバン (2022-03-05 09:25) 

きんちゃん

   トリバンさん、お久しぶりです。
   Rimowaだけではなくて、他にもかばんは色々と...Tumi、BREE、Zero、Offermann、GoldPheil、etc. 今後、こんなに必要ないのは明白です。メルカリで大セールでもやろうかと。
   ところでもう17年なんですね。でもこの時期納期が厳しい...昨日、突然ディーラーから連絡が入りまして、3月、決算、在庫車なら3桁の値引きから商談スタートですが、無理ですよねって(先方ももよく解ってる)。待ちますと伝えました。ご参考まで。
by きんちゃん (2022-03-07 22:17) 

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