La Nascita di Venere...

　　　The birth of Venus...
　　　本日は終日フィレンツェの中心部で過ごしました。ただ、気の赴くままに自由に観光出来たのは過去の事。最近は効率良く観光しようと思うと、事前の予約が必須。美術館しかり、大聖堂しかり...オーバー・ツーリズムが叫ばれる昨今、これも致し方なしかとも思います。もちろん、ネットでの予約なので、行っておけば非常に便利ではありますが、どれだけ前に手配が行えるかですよね、結局。
　　　もちろん、この有名な絵を鑑賞すべく、ウッフィッツィ美術館も見学時間指定で予約をしておきました。　　　ポンテ・ヴェッキオ（橋）、アルベ川近くにある美術館ではありますが、特にルネサンス芸術に関しては世界的にも有名な美術館の一つという事で、是非行きたかった。それが実現したわけです。事前予約で14時から14時15分の入場を指定。

　　　午前中は、8：30より大聖堂のクーポラへ昇る予約も行っていました。それが400段。また、大聖堂の隣にあるジョットの鐘楼（こちらは昇るのに予約は必要なし）も400段以上と1日で縦の移動を800段以上行いました。おかげで足の筋肉がボロボロ。そして、それぞれからのビュー。

　　　午前中は天気が良かったのですが、ごごからは雷を伴った雨となりました。
　　　さて、昨日、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナを久々に食べて感動したと報告はしましたが、やはり、焼き具合を聞かれたフィオレンティーナに納得がいかず、今日は同市でも老舗と呼ばれるレストランへ。たまたま、準備中で掃除をしている時に同店の前を通りがかり、今夜は予約した方がいい？と聞いたら、予約してもらえたのはありがたかったです。

　　　少し高価であっても、やはりワインはキャンティクラシコ。それにカプレーゼとポルチーニ茸のリゾットのそれぞれ1人前をシェア。そしてメインへ。

　　　やっぱり焼き加減なんて聞かれる事なく、サーブされました。本物のフィオレンティーナ。

　　　ちなみにこの写真のサイズで2人前。1.5kg位あるかと思います。

　　　デザートはティラミス。そして、案の定予算は軽くオーバーはしましたが、満足度の方がはるかに高く、良しとしましょう。
　　　そして、これでフィレンツェは終了。次の都市に移動します。