Epilogue...

　　　時差ぼけも既に薄くなるほど、帰国してから日数は経過していますが、2週間のリフレッシュ休暇を終了しました。今回は、フライト、列車移動、ホテル、各種イベント・ツアーの手配をすべて自身でアレンジし、ほぼ予定通り完遂。いつも海外に行っているので出来て当たり前だろうと言われるかもしれませんが、現地での観光は別物です。時間や場所、混雑具合のイメージが出来ないので...多分、こんなのだろうというところでスケジューリングをしましたが、ほぼそれが機能したので...ちょっとうれしかったかな!?　　ただ、やはりいくつか想定外も発生しました。イタリアですものね。それがタイトル写真です。
　　"CARABINIERI"...あまり世話になりたくない名称です。

　　フィレンツェに列車移動した日の事。ローマを何もなく過ごせたので油断したのか、ドゥオモ付近を散策時、連れ合いがスリにやられました。2，3万円分のユーロ+日本円キャッシュ、クレジットカード1枚を財布ごと。やられた直後に気がついたので早々にクレジットカードを携帯電話でストップ。あれほど、鞄は前で抱えろ、必要ないものは持出すなと言い続けていたのに...特に日本円やポイントカードは余計...幸いにも、長年のカンがそうさせたのか、パスポートはホテルの部屋に残しておいたので助かりました。駅前のINFORMATIONで場所を確認しCARABINIERIへ。そこで、"DENUNCIA"（盗難証明書）を作成してもらいました。英文で書類を作成しますが、まぁ、こういう事は業務で毎日行っているので抵抗はありません。しかし、よくよく考えると、何度も海外に来ているにも関わらず、同僚や周囲の人間がこういう事になるのを何度も見ましたが、連れ合いとはいえ自身に降りかかったのは初めての経験でした。こういう手続きには時間がかかると聞いてましたが、結局1時間もかからずあっさりと終わったので...少し拍子抜け。それほど時間のロスもせずに旅行に復帰。ただ、やられた本人のくやしいのはなかなか収まらず...ブツブツ....しかし、ミラノでは既にSALDIの看板で盲目となっていたのでご機嫌も麗しいかと...。そういうわけで、現在保険にて財布くらいは保証してもらえないか求償中。
　　もう一つは、ヴェニチアに移動した日に体調を崩し半日寝込んでしまった事。何か悪いものを食べたのか、単に食べ過ぎたのか、私だけでなくパートナーも不調で...原因不明。ただ、ミラノに移動する頃にはほぼ回復。逆にパートナー的には、日中、炎天下を歩かされるよりはいい休憩機会だったとの弁。まぁ、明らかに業務で来るよりはフィジカル的にハードです。観光の方が...。
　　最後はホテル。booking.com（観光に便利な市内となると古いホテルしかない）や、いつも利用しているホテルチェーンを中心に検索しました。概ね外れはなかったものの、ヴェネチアのホテルだけは、運悪く丸1日WiFiが動作せず、その影響で、チェックアウト当日は、クレジットカードの認証も出来ず、キャッシュで払ってもらいたいと言われました。まぁ、キャッシングで対応しましたが、丸一日修復できなかったというのは残念なホテルでした。
　　最後に、今回4度のフライトを経験。残念ながらUGはありませんでした。平日のフライトが多くて空席がちらほらあった事や、どうもシートのアサインに関係がある様な。通路を隔てて隣（双方ともに通路側）同士をいずれのフライトも押さえてましたが...このケース、UGしにくいのでしょうかね？　このアサインでいいのかと何度も確認されたので...真相はわかりませんが。
　　はじめてDXB空港からのチェックインです。もちろん、ラウンジで時間を潰し...

　　一応、これでリフレッシュ休暇取得の権利の半分を完遂。あと半分はどうするかは今後ゆっくりと考えるという事で...。

　　さて、この夏の飛行機移動編は終了。夏後半は自動車で大きく移動したいものです。