L'Ultima Cena...

　　　The Last Supper...
　　　今回のツアーでは、どんな無茶な依頼にも真摯に対応出来るパーソナルツアコンを努めるのは当然ですが、先日説明させていただいた通り、各都市には私的オブリゲーションを仕込んでいます。ここミラノでは2つ。その一つが、タイトルのレオナルド・ダ・ヴィンチ作、「最後の晩餐」を鑑賞する事でした。　　　実は、この壁画が修復される前に一度鑑賞した事があります。その後、何度もミラノへは業務でこれたのに機会がなく、今の予約システムが導入されてより難しいなってしまいました。今回、ここに来る機会を得、ネットで数ヶ月前に予約にトライし、結果、今日の午後の機会を押さえる事に成功しました。

　　　正味15分間。これがこの壁画を鑑賞するのに許された時間でした。事前にそれぞれの使徒の名前とプロフィールは確認しておきましたが...とにかく感激しました。

　　　一つ目のミッションはこれでクリア。もう一つは...これです。

　　　昨年の秋に、ミラノにやっとスターバックス第1号店がオープン。それがこの立派な建物。"Starbucks Reserve Roastery Milano"。新しいコンセプトでの出店です。今は東京にも同じコンセプトの店舗がオープンしている様ですが、やはりミラノはミラノでしょう。

　　　外観もすごかったですが、中もすごかった。豆の焙焼工場か？　ビールもあれば、バーもある。ピッツァも販売してました。まぁ。これはこれで、一番のターゲットは...そう当社現法社長が昨年末にミラノより帰任。そして、なにげに使っていたのが...このボトル（ブラック）!!　私は3種を入手しました。これで2つ目のミッションもコンプリート。

　　　さて、メインのツアコンの仕事としては、これらに加えて、お城への案内と..

　　　Pradaの傘下であるMarchesiでの珈琲タイムをアレンジしました。

　　　通り沿いのテーブルに着かせてもらえました。

　　　ご存じの様にお昼過ぎのカプチーノなんて野暮なものは頼みません。あえてここは、アメリカーノを注文。老舗はやはり違いました。エスプレッソとお湯がサーブされます。それをまぜて自分でアメリカノコーヒーを作成します。

　　　そして、我々の最後の晩餐として選択したのは...明日出発が早いので、時間的に早く食事が出来るレストラン...

　　　シーフードがメインのレストランですが、肉もなかなかいけました。

　　　スターターとしては、ハムの盛り合わせ。メインはTagliata di manzo。

　　　ちなみにロブスターのスパゲッティもおいしそうでした（参考）。

　　　なかなかサービスも良かったです。

　　　少し長くなりましたが、これがイタリアからの最後の報告になるかと思います。しかし、旅行はもう少し続きます...