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Kamui Rock in Cape Kamui, Shakotan Peninsula /Japan

иммиграционная карта... [海外ロード記]

IMG_9418_1.JPG   Immigration Card...
   やらかしてしまったのである。昨日少しだけ予告した内容の詳細です。
   昨日ホテルにチェックインしようとパスポートをレセプションに渡したら..タイトルのカードが無いと言われた。ロシアでは、パスポートコントロールでVISAをチェックされ、この入国カードの様なものを渡してくれる。これは滞在時は常に携帯し、ホテルでチェックされ、出国時にパスポートコントロールで回収される。ところがこれが無いと大変な事になるのである。   今回はこのカードが無くてもチェックインは出来たが、本来はダメ。また、出国時にこのカードが無いと犯罪者扱いでペナルティを支払う事になり、出国は可能かとも思うが、それは一回こっきりのロシア訪問ならそれでもいいのだが、業務上、まだこの国にさよならを告げるのは早すぎるので、仕方なく正攻法でこのカードの再発行を試みた。しかし、一人でロードに出る事が多く、やらかしても大体は自身で片付けて、いや闇に葬って来たのだが、長いロード人生で、結局周囲に迷惑をかけたのは、もしかしたら気が付かないだけかもしれないが、私の記憶では2度目のやらかしであると思う。一つ目はハンガリーで、まだオーストリアとの間にボーダーがあった頃、数百KM移動し、ボーダー直前でパスポートをホテルに預けたままなっていた事を思い出してとりに帰った事。
   こういう事は私のロシア語ではどれだけ時間がかかるかわからないので現地販売店の社長におつきあい願った。食事を持つ事を条件に。まず、あくまで外国人の話しなので、ロシア人はどうしていいのかわからないのが普通。そして、調べてもらったのが、Immigration Officeへ行く事。それが、タイトルの写真でる。My Documentsとロシア語で書かれたオフィスで、こういう書類の発行を集約している様子。ビルの中に入るとそこに受付カウンターがあり、番号表を受け取った。元々は移民局なので、大勢が何か書類の発行を待って混雑しているというイメージを持っていたが、大きくその予想が外れた。
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   まず、部屋の番号を言われたが、既に数人の行列あり。順番が回って来て再発行の有無を聞くと、まず警察へ行って紛失届けを持って来てと言われた。これは無限のたらい回しの始まりかと少し不安にはなったが、仕方なく近くの警察へ。
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そこでまず書類を書いた。厳密にはロシア語で書いてもらった。名前や住所などのパーソナルデータ、なぜか学歴まで。そして、どういう風に紛失したかを書く必要有り。それを窓口に提出して待つ事約10分間で完成。それを持って先ほどのMy Documentへ戻る。そして、この写真のローラーで10本の指、手のひらまでインクを塗られて指紋をとられた。そのご10分くらいで再発行完了。すべてで3時間弱で終了。この国にしてはパーフェクトと思ったが、これには、まず、移民局も、警察も比較的近隣だった事、以外に書類を作ってくれる人たちがフレンドリーで便宜を図ってくれている様に見えた。それに、さすがロシア人、おそらくそれなりに流暢にロシア語が話されたとしても、生活で身についた並びの極意というか、知ってる、出来るところを攻めるというか、日頃、業務の通関でロシア当局に振り回されているくらいで、攻め方がこなれていると私には見えました。
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   これでおそらく一件落着。念のために帰国時には少し早めに空港に行って何かに備えようとは思ってます。もうこんな事にならない様に、改めて基本的な事に気をつけようと心に誓いました。長いロード生活を送ってきた今こそ初心に戻って、こういう事に気を配ろうと思った次第です。
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   食事はホテル近くのステーキレストランへ。
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   これで明日から業務に集中出来ます。
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   良かった良かった。
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