SSブログ

Kamui Rock in Cape Kamui, Shakotan Peninsula /Japan

2016年5月のタイトル写真... [日記]

IMG_1963_1.JPG    明日からGW ! でも大した予定も組んでいませんが。 さて、5月のタイトル写真としては、一昨年に75周年を迎え、同時にモスクワ市の管理下となり大規模な改修が行われたVDNH(ヴェデンハー<ВДНХ>:Exhibition of Achievements of National Economy)を選択しました。 この名称こそが、ソ連時代から親しまれたこもので、住民投票により正式に戻って来た様です。それまではソ連崩壊後の1992年からAll-Russia Exhibition Center(ВВЦ)が使われていましたが、あまりロシア人がそう言っているのを聞いた事がありませんでした。それを今月のタイトル写真としました。
   そして、VDNHとはモスクワにある常設の展示会場であり、元々はソ連社会主義体制の展示場として重要なプロパガンダの役割を担っていました。当時の各共和国が威信保持の為に立派なパビリオンを建設し、それらが今なお"ソビエトランド”といわゆる雰囲気を味わえる場所でもありました。
IMG_1959_1.JPGIMG_1961_1.JPG
    ここがモスクワ市の管轄に入るまでは、私企業として経済的に厳しかった様で、その結果なりふり構わずスペースやパビリオンを切売りし、場内にはシャシリク(中央アジア風バーベキュウ)屋台、レストランがランダムに並び、それらが焼かれる煙や、なんともいえない非ロシア的な雰囲気でした。その当時は、All-Russian Kebab-Houseとも呼ばれていた様です。 ところが、プーチン大統領が、2013年にこの大きな展示会場の復興をモスクワ市に委託する書類にサインしてから劇的に変わりました。
IMG_1972_1.JPGIMG_1974_1.JPG
    例えば、ホームページの記述によれば、大統領の委託を受けたモスクワ市長の一声があがった最初の2週間で、違法に設営されたすべての建築物、広告、屋台などを撤去、結果、約300の違法建築物が約10,000トンのゴミと化したそうです。それは1000台の建築機材と6000人の作業員を一斉に投入した結果との事。また、パビリオン内のレストランや商店を廃止し、展示場、博物館、美術館、会議施設のみに。この見事な速攻こそ、古き良き時代のソビエト、いや現在のマイティ・プーチンランドそのものとも思えます。   
IMG_1980_1.JPGIMG_1996_1.JPG
   まずは自転車のオーバーホールと早朝ライドの復活。、グリーンカーテンの準備...それから今月はロードに出る予定を組んだので、それを踏まえてGW期間中を過ごすことにします。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0